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ジャーナリスト、山本節子の環境問題のブログです。テーマは農薬、化学物質、環境汚染。特に今、ワクチン、GMO、放射性廃棄物、再エネ問題と格闘中。連絡はコメント欄(非公開)か、hanghau*hotmail.comからどうぞ(*を@に変えてね)。
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岐阜県土岐市の核(重水素)実験、市民周知なし

 福島原発事故の処理もできず、原発から出る高濃度の核のごみ、フクイチで大量発生した指定廃棄物・汚染水・汚染土壌、そしてそれらを埋める最終処分場などの問題も、何ひとつ解決できない日本。それなのに、原発を再稼動しているだけでなく、新たな「核のごみ」を生み出す実験を行おうとしています。それが核融合研究所(http://www.nifs.ac.jp/lhd/index.html)による重水素実験(D−D実験)。私は今回の実験について、参加しているMLへの投稿↓で知りました。

     ****************

 「政治や環境問題に疎かった私が、幼児を抱えて黙ってばかりいるわけにはゆかない、と考えたのが2012年12月末でした。岐阜にある核施設で放射能を出す実験を行うために、事業主体、岐阜県、3市(土岐市、瑞浪市、多治見市)が 協定を結ぶというTVニュースを見たからです。・・・それから5年、今年3月からいよいよその「重水素(D-D)実験」が開始されます。

1.実験期間 平成29年2月8日(水)〜平成29年8月3日(木)(予定)

 ※うち、重水素ガスを用いた実験 3月7日(火)〜7月7日(金)(予定)

2.実験時間 原則として、平日火曜日から金曜日までの9:00〜18:45※月曜日にも実験を行う場合があります。

平成28年度から29年度における大型ヘリカル装置(LHD)のプラズマ実験計画について(お知らせ)
 実験時間は1回3秒と短いのですが、それによって中性子線とトリチウム(放射性物質)が発生します。研究所はまったく問題のない微量といいますが、一般環境中にあってはならない放射線物質が、常時この施設で発生するわけで、心配にならないはずがありません。それに、この実験に関し、住民に対する説明会はなく、新聞報道も岐阜県のみ、をキャッチしました。一般市民がこの問題を知ることができるのは、唯一開かれる「安全監視委員会」の傍聴だけのようです。

 第5回核融合科学研究所安全監視委員会を開催します。(一部省略)

1日時:平成29年1月26日(木)14:45〜16:45

2場所:核融合科学研究所管理・福利棟4階第1会議室(土岐市下石町322−6)

3審議事項:(1)重水素実験の安全対策について(2)中性子及びトリチウムの測定結果の比較検証、平常の変動幅の設定等について(3)重水素実験開始後の公表等のスケジュールについて

  4その他:(1)会議の傍聴:当日先着順10名まで。(2)発言について:審議事項(3(1)を除く)に関し意見のある方は、事前に申し込みいただくことにより、2名まで発言していただけます。(発言を希望者はこちらをご覧ください)

http://www.pref.gifu.lg.jp/event-calendar/c11264/05anzen-kanshi-com.html

 私は実際に研究所の巨大装置を見学し、説明も聞きましたが、原発と全く同じ手口です。東大話法(言葉の誤魔化し。騙しの巧妙な手口)の技術論ばかり、何故こんな実用のメドもつかない問題だらけの技術を、多額の税金を使って実験するのか。水爆を手に入れたいため、人体実験のため、関連企業・研究者・官僚天下りのためではないでしょうか?

 電気は実際は余っていますし、住民に被曝させながら電気を得るのはおかしな話です。しかも、この研究所の建設も、稼動も、まったく根拠法がない、違法事業でした。それに、当時の土岐市議らの努力によって、放射性廃棄物の持ち込みや発生を禁じる条例も制定されているのです。それなのになぜ・・・(引用ここまで)

****************

 一番の問題は、地元の人々の無知と無関心ー無反応でしょう。結局、原発立地で起きたのと同じような「だまし、ごまかし、知らせない」が、関係3市でもおきているわけ。

重水素実験は、重水素を燃料として超高温(1億℃以上プラズマを生成する実験です。

 研究所の巨大な建物の中身は、複数の発電施設で満たされており、肝心のプラズマ発生装置は見えないほど。ここで太陽より高温のプラズマを発生させるためにいったいどれほどのエネルギーが使われ、放射性物質が環境中に廃棄されるか、誰にもわからない。それでも「科学者」という連中はまったく平気なんですね・・・彼らはほとんど環境テロリストと言った方がいい。

 なお、以下に山本の過去記事を加筆訂正の上、再掲しておきます。

 

【岐阜県に放射能施設ができる!】2015.11.19 
 ・・・岐阜県瑞浪市の超深地層研と土岐市の核融合研を見学し、それぞれの立地自治体などと行政交渉や聞き取りを行いました。

 土岐市では、突然の来訪にもかかわらず、市長が面会に応じてくれ、40分ほども忌憚のない意見交換できました。私が、放射性廃棄物の持ち込み、発生を禁じる条例がありながら、核融合研のD-D実験(↓参照)に同意するのは条例違反だと言うと、「私はそう考えていない」そうで、どこまで行っても話は平行線。法治より政治を優先させており(=法令無視)で、地方自治体の長として、非常に問題です。そう言うと、「それなら反対者を大勢集めて、選挙をすればいい」…岐阜県のハシゲでした。
 D-D実験とは、土岐市の科学技術研究所が来秋、予定している重水素を用いた核融合前段の実験ですが、そのために、同研究所は電離則(電離放射線障害防止規則)の最初の許可を得ているということが、話し合いの中で判明しました。現在の単なる巨大高温施設は、この実験によって中性子(放射性物質)が発生するため、原発と同じ放射性物質の発生施設になってしまうのです。私たちは多治見市で、その許可にかかる報告書を見せてもらいましたが、実験に使うカリフォルニウムー252などの備蓄場所の指定を受けた、というような内容でした。そこでその文書のコピーを要求すると、担当職員は大慌て、情報公開しろといい(既に見せている=公開しているのに)、仕方なく、その手続をしようとすると、核融合研に確認させてくれといい、電話で確認した後、「手続きしても出せません」・・・ま〜、多治見市は核融合研に抑えられているのがよくわかりました。
 なぜなら、多治見市は、核融合研が今年8月5日、火災事故(核融合研で火災、2人死傷 放射性物質漏洩なし :日本経済新聞を起こした時も、施設にもっとも近い滝呂地区にさえ連絡していなかったからです。職員はその理由をあれこれ言い訳していましたが、情報公開の状況といい、彼らが優先しているのは住民の命・安全ではなく、実験の成功と研究所の利害としかいえません。
 滝呂地区の住民は、施設に何かおきればフクイチ近辺の人々と同じ運命をたどりかねない。
 それにしても、フクイチが収束の兆しさえないのに、日本のど真ん中に新たな「核」の脅威が誕生しようとしているとは・・・失敗した技術の尻ぬぐいさえできないのに、未知の危険を秘めた新技術に血道をあげている科学者を見ると、怒りが抑えられません。奴らには倫理観がない。 http://wonderful-ww.jugem.jp/?month=201511

2017.1.22

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- | 2017/01/30 8:15 PM
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