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ジャーナリスト、山本節子の環境問題のブログです。テーマは農薬、化学物質、環境汚染。特に今、ワクチン、GMO、放射性廃棄物、再エネ問題と格闘中。連絡はコメント欄(非公開)か、hanghau*hotmail.comからどうぞ(*を@に変えてね)。
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日立造船、日野で焼却炉を受注

 またもや原発メーカーの日造が焼却炉を受注。施設は事実上、民営化されるので半永久的に現地に居座り続けます。

 

日野市、国分寺市、小金井市のごみ処理施設を新設

2016-11-16 22:00 http://www.eco-front.com/news_doOLhs3Zis_127.html?right

日立造船株式会社(以下「日立造船」)は1114日、浅川清流環境組合(日野市・国分寺市・小金井市)から、新可燃ごみ造船処理施設整備・運営事業を受注したと発表した。組合を構成する3市のごみ処理施設が築25年以上経過するなど老朽化し、新施設建設・運営の事業を受注したのは、日立造船、五洋建設、浅川環境テクノロジーの3社。このうち日立造船と五洋建設が建設を担当、建設後の運営は3社が設立する特別目的会社(SPC)によって行われる。設計・建設には本年11月から着手、施設は20203月完成を見込んでいる。処理能力が1日あたり114tのストーカ式焼却炉を2炉設置、合計で1228tの処理が可能になる。

処理広域化でメリット、厳しい排ガス基準で環境に配慮

このプロジェクトで、3市がそれぞれ運営しているごみ処理施設が統合され、新技術を採用して環境負荷の低減、エネルギーの有効活用、コストの削減などさまざまなメリットが期待されている。浅川清流環境組合は排ガス基準に法律が規定する数値の約10倍厳しい自主規制値を設定して臨み、環境保全に積極的に取り組む力強い姿勢を見せている。日立造船リリースhttp://www.hitachizosen.co.jp/news/2016/11/002409.html

 「排ガス基準」たって、日本は濃度規制だし(海外では重量規制)、水銀や鉛、カドミウムなどの重金属には未だに規制なし。測定といっても事前通知ありで月1,2回、そのデータさえ職員は見せようとせず、地元民は無関心。特に首都圏では、焼却排ガスにかなりの放射性物質が含まれているはずだけど、社会も国民も知らん顔…ごみを燃やす社会では、とりあえずごみは目の前から消えるのだからどうしてもこうなります(実際は汚染を拡散し、子どもたちにつけを回しているのですが)。

 それにしても日立造船のあくどさ。原発事故の責任をとるどころか、フクイチ事故でかえって大もうけ。

福島第一原子力発電所向け最大級の工場完成型汚染 ... - 日立造船株式会社

www.hitachizosen.co.jp/release/2015/04/001667.html 2015/04/28 - Hitz日立造船、日立GEニュークリア・エナジー株式会社(茨城県日立市、武原 秀俊社長)から製作を請け負っている東京電力株式会社福島第一原子力発電所向け工場完成型汚染水貯蔵タンクの15台目の製作を終え、本日、当社堺工場から出荷しました。本タンクは、同発電所での汚染水貯蔵量の増強に対応するためのもので、直径12m、高さ約12.5mの平底縦置円筒型となり、容量は約1,220m3、重量は90tに達し、工場で製造し現地に搬入する「工場完成型タンク」としては最大級の大きさとなります。本タンクの製作に当たっては、当社の使用済み核燃料の貯蔵・輸送容器や産業向けプロセス機器等の豊富な実績に裏打ちされた高い製造技術により、高品質の原子力仕様のタンクを短納期で完成させました。当社は、これまでも被災地の復興支援として、2012年には米袋の放射性物質濃度検査装置「アスカHTX-100」を福島県内に30台以上納入しているほか、2014年にあんぽ柿の放射性物質濃度検査装置を10台納入しました。また、同年には放射性物質に汚染された災害廃棄物の放射性物質濃度検査装置を開発し、川内村対策地域内廃棄物処理業務において活用しています。今後も当社の事業ドメインである「環境・グリーンエネルギー」、「社会インフラ整備と防災」における製品や技術の開発を通じて、被災地の復興支援に貢献していく所存です。

 原発関連機器の製作だけでなく、汚染水貯蔵タンク、使用済み核燃料の輸送容器、貯蔵容器、そして放射性廃棄物に関しても実験炉から実用炉までと焼け太りもいいところ・・・この実験炉(福島県鮫川村の傾斜回転炉)は、爆発事故を起こしながら、「放射能はもれていなかった」と再稼動していますが、おそらく自社の装置で測定したのでしょう。

 それに加えて原発輸出と、アメリカ進出。

日立造船、米に使用済み核燃料貯蔵施設 仏アレバと合弁 :日本経済新聞

www.nikkei.com/article/DGXLZO06146640W6A810C1TJC000/ 2016/08/17 - 日立造船は仏原子力大手のアレバなどと米国で原子力発電所の使用済み核燃料を貯蔵する大型施設の建設を始める。まず現地で合弁会社を設立する。米国は世界の4分の1となる100基の原発が稼働し、大量の使用済み燃料が発生している。日立造船は使用済み燃料に含まれる放射性物質を密封する圧力容器に強みがある。原発関連で幅広い事業を手掛けるアレバと組み、成長事業に育てる。日立造船、アレバ、米建設会社のウエスト・コントロールスペシャリストの3社がSPCを設立、テキサス州に4t貯蔵能力を持つ中間施設を建設、ウエストが保有する同州西部の広大な敷地が候補地でNRCに申請した認可が取得できれば21に着工の見込み

 原発輸出の方は受入国の人々の抵抗もあってすんなりは行かないでしょうが、核廃棄物の方(ドライキャスク)は、これをきっかけにアメリカの分も日本に押し付けられるのではなかというのが私の懸念です。2016.11.18

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