WONDERFUL WORLD

ジャーナリスト、山本節子の環境問題のブログです。テーマは農薬、化学物質、環境汚染。特に今、ワクチン、GMO、放射性廃棄物、再エネ問題と格闘中。連絡はコメント欄(非公開)か、hanghau*hotmail.comからどうぞ(*を@に変えてね)。
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気象兵器としての雨

 前記事 2020豪雨、気象操作技術の進化 (07/12) で、これは「イージス・アショア配備」を停止した日本に対するアメリカの罰ではないかと書きましたが、ロイターの記事は、この推測を裏付けています。

日本、イージス・アショア配備再開も 海上や沿岸に発射台設置案

ブースターが落下しても周囲に危険が及ばないようするため、レーダーと発射台を別々の場所に設置。レーダーが捕捉した情報に基づき、海上に造ったプラットフォームや沿岸部から迎撃ミサイルを発射することなどが考えらえるという。海上自衛隊が運用するイージス艦からもミサイル発射は可能だ。いずれを選択しても、イージス・アショアの配備は中国とロシアの反発を招きかねない。新型レーダーはイージス艦が搭載する既存のものの3倍の能力があるとされる。中国とロシアの奥地まで見えるようになることから、両国は日本が配備することに反対してきた。中谷元・元防衛相はロイターの取材に対し、航空自衛隊のレーダー基地が全国に28カ所あり、そのうち2カ所にイージス・アショアのレーダーを設置することが可能だと指摘。発射台は別の場所に配備できるとした。与党・自民党はイージス・アショアの配備手続き停止を受け、新たな防衛体制を議論。中谷氏は他の防衛相経験者とともに、検討会で話し合いを進めている。日本政府は国家安全保障会議(NSC)で安保戦略を見直す方針で、敵基地攻撃を含め、さまざまな選択肢を検討していく。

 あれほど騒いで「停止」しながら、すぐ「再開」に向けて動き出していた・・・表向きは「ブースター落下」への懸念でしたが、本音は、日中、日ロ関係への悪影響への懸念だったはず。アメリカは当然、この「配備停止」に怒り狂ったのでしょう。その直後から日本列島全体が雨雲に包まれるという日々が始まりました。ところが、十日近くも続いた豪雨が少し小降りになったと思ったら、気象のニュースはメディアから消え、例えば7月17日朝のNHKのニュースはコロナと棋聖の話題だけ。上の記事は、日本政府が米の「提案」に乗ったことを意味しています。

 気象兵器はこうして政治的駆け引き、中でも脅しの工具として多用されています。以前は、雨量を増やしてターゲット国の環境や社会を混乱に陥れ、戦況を有利にするという、まさに「兵器」として使われていました。そして、「気象兵器」はメディアでも日常的な話題として取り上げられていました。そのことを物語るのが、1972年のニューヨークタイムズの記事です。

 

米は人工降雨を武器として使っている

1972/07/03 - https://www.nytimes.com/1972/07/03/archives/rainmaking-is-used-as-weapon-by-us-cloudseeding-in-indochina-is.html(アーカイブには当該記事の写真あり)訳:山本節子

 アメリカは、ベトナム北部、ラオス、および南ベトナムにおいてひそかにクラウドシーディング(雲の中に雨の核となるような物質を撒き、降雨を促す技術)を行い、軍事目的で降雨量を増やしていたことが明らかになった。一連の広範なインタビューの中で、政府筋は、空軍によるこの作戦は、北ベトナム軍と装備の移動を妨害し、敵の対空ミサイルを無力化することが目的だったと述べた。議会でも科学界でも、米軍が東南アジアで気象改変武器を使用しているのではないかとの憶測が高まっていたが、この情報開示はその疑いを裏付けるものだ。クラウドシーディング実験は多くの国で行われてきたが、それが地域生態系にどんな長期的影響をもたらすのか、科学者はいまだに確信が持てていない。
 作戦に反対も

 インドシナ半島における気象改変は、1963年、南ベトナムで行われた気象戦争が最初の例として確認されている。戦争で気象改変武器の使用を禁じている国際条約は存在していないものの、国務省内部には人工降雨に強く反対する職員もいる。この作戦が現在の北ベトナム攻撃に関して行われていたのか、それともアメリカによる北爆に関連して行われていたのかは判断できなかった。

 疑わしい効果

 1967年から、国務省当局者の一部は、インドシナの一部の自然降雨を意図的に変えることによって、アメリカが未知の環境リスクを負っていると抗議していた。しかし、作戦擁護者の多くは、気象改変武器の使用は誤りとは考えておらず、「爆弾を落とすのと、集中豪雨を降らせるののどちらが悪いだろうか?」と尋ねるくらいだった。

 北ベトナム北部では昨夏、深刻な洪水が発生したが、インタビューに応じた当局者は全員、米国の気象兵器にはそのような能力はなかったと述べた。ホワイトハウスと国務省のコメントは得られなかった。ある当局者は 「これは誰も、何も言わない事柄の一つなんです」と述べた。インタビューに応じた当局者のほとんどは、クラウドシーディングが、主目的である道路と通信線の破壊を達成したことを認めたが、この作戦が劇的な結果をもたらしたことを疑う軍関係者や役人も多い。

 情報筋は、詳細は明かさなかったものの、「雲を化学物質で処理する方法が開発された。これが最終的に酸性雨を発生させる。酸性雨は北ベトナムの地対空ミサイルに使われているレーダー装置の動作を狂わせることができる」。人工降雨には、SAMミサイルの妨害と、北ベトナム軍の侵入を阻むという目的の他、次のような目的もあった。
  • 南ベトナム作戦部隊と情報部隊による北への潜入を、雨と雲で隠ぺいする
  • 南ベトナムにおける北ベトナムの攻撃と襲撃を妨害する役割を果たす
  • 米国の爆撃任務を支援するために北ベトナムとラオスにおける降雨パターンを変更/調整する
  • 北ベトナムの男性(兵士)と物資を軍事作戦から迂回させて泥道に封じ込め、通信路線の運用を維持する。

モンスーンに合わせて

 クラウドシーディング作戦は、当然、ラオスとベトナムの二つのモンスーンシーズンに合わせて実行された。「それは、すでにあるもの(モンスーンによる降雨)を増やそうとしただけ」と、関係者は述べる。軍事関係者によれば、当作戦の主目的は、5月から10月初旬にかけてラオスと北ベトナムの細長い地域の高層積雲ーークラウドシーディングに最も反応しやすいーーを生み出すモンスーンの持続時間を長くすることだった。雨季が長いほど、暴風雨を引き起こせる機会が多くなるわけだ。 「我々は自分たちの都合に合わせて気象パターンを調整しようとしていた」と、この作戦に詳しい元政府高官は述べる。

 また、CIAは南ベトナム北部のフエ上空で、クラウドシードの使用を開始していた。「我々がそれを初めて使ったのは1963年8月頃、ディエム政権が仏教徒とのトラブルなど色々問題を抱えていた時だ」 「デモの最中、警察官が催涙ガスを投げても、仏教徒はじっと立っていたが、雨が降ると留まらないことに気づいた」「そこでエアアメリカのビーチクラフト機を手に入れ、ヨウ化銀を装備した」「別のデモがあった時、その地域にクラウドシーディングを行ったら、雨が降った」

 CIAによる同様のクラウドシーディング作戦は、1964年夏、少なくともサイゴンで一回行われている。

トレイルにも拡大

 CIAが北ベトナムの補給路(山本注:トレイル、いわゆるホーチミンルートのこと)へクラウドシーディング作戦を始めたのは1960年代半ばごろだ。1967年ごろまでに空軍も関与するようになった。ある政府関係者は、「CIAがすべての作戦を決めていた」「私はCIAが、ホワイトハウスからその権限を得ていたとばかり思っていた」と述べる。元CIAとジョンソン政権の高官は、北ベトナム軍のトレイル作戦を実験的なものと説明した。「この技術は、その結果を自信をもって予測できるところまでは行ってなかった。私たちは上空を飛び回っては、特定の雲を探しに出かけていたものだ」

 しかし技術に対する懐疑論を公言する関係者もいたが、軍部の一部は気象改変作戦を真剣に受け止めていた。国防総省の秘密の戦争史であるペンタゴン・ペーパーの文書によれば、気象改変作戦は、合同参謀本部が1967年2月、ホワイトハウスに提出した戦争教化のための基本的な選択肢の一つだった。中でもラオス上空の気象作戦は「ポパイ作戦」として知られている。それは大統領の承認が必要とされていたが、「危険性のリスクはほとんどない」と要約されていた。また、別の1967年作業文書でも同じような選択肢が引用されていたが、いずれも世間の注目を集めるにはいたらなかった。

 しかし1967年の、秘密のラオスのポパイ作戦はジョンソン政権内に苦くて長い論争を引き起こした。国務省の弁護士と当局のチームが、クラウドシーディング作戦は米国にとって危険な先例だとして抗議したのだ。ある関係者は「軍や当局は、この作戦が我々の利益になるかどうかを分析していない」「一度切りなら秘密にしておいてもよかっただろう(何回もやっている)」と、計画の秘密主義を批判した。また気象改変兵器は、異常な苦しみと不均衡な損害、そして道の生態学的リスクを引き起こしかねず、一般的な経験則に違反している可能性があるとの批判もあった。

 ニクソン政権当局者は、当初の気象改変兵器の使用は終了したと信じていると語った。北ベトナムの反抗は、対空ミサイルの攻撃能力を妨げるための雨量が増加する中、1968年後半または1969年初頭に起きた。アメリカのジェット機はラオス・ベトナム国境の細長いパンハンドル地域を占領した。次の二年間で、気象兵器作戦の報告はさらに増えた。何年に何回の作戦が遂行されたかについては確認できなかった。ある情報筋によれば、海軍の科学者らは、北ベトナム北部の重要な対空施設をとりまく暖かい層雲に効果的な新しい化学薬品を開発した。この化学物質は、「酸性度の高い雨を発生させ、レーダー、トラックなどの機械設備をダメにする」と述べた。 「最初は我々の計画にはなかったが、改善されたのだ」と当局は付け加える。

 空軍のクラウドシーディングミッションの多くは、北ベトナムとラオスの対空ミサイル監視レーダー装置を混乱させ使用不能にするために実施されたのは明らかだ。そのような作戦でもっともよく使用された飛行機、C130は、化学物質を効果的に分散させるために、比較的低速で、また高度22,000フィート(≒6700メートル)以下で飛行しなければならない。多くの当局者が、クラウドシーディング作戦は南ベトナム、特にラオス国境沿いの北部で広く行われていたことを認めた。軍の将校は「我々はそれを空中戦および地上戦と共に使用しようとした」という。 ある政府高官は、「北ベトナム側の攻撃が予想できるなら、気象コントロールに頼ってみるべきだった」と明確に述べた。彼はまた、「実際のクラウドシーディング作戦の半分以上は、1969〜1970年に、南ベトナムで行われた」という。同作戦の基本研究の多くは海軍の科学者が提供したもので、実際のクラウドシーディング作戦は空軍の航空気象サービスが実施した。(後略)

****

 気象兵器が日常的に使われていたことがおわかりでしょうか。そして、「効果は不明」と言いながら、米軍とCIAが気象兵器による攻撃をくりかえしていたのは、その有効性を物語っています。問題は、その実態は当時も今も不明なこと。国防総省は、議員の質問にもまともに答えず、「 秘密の気象操作のための人員配置と研究がどこで行われたかを知ることは不可能」「この種のことは爆弾で、ヘンリーは知るべき立場にある人間に情報が流れるのを止めていた」。ヘンリーとはキッシンジャーのこと。彼は当時、大統領の国家安全アドバイザーでした。それでも、反対派議員は気象兵器の使用を国際的に止めるために、この問題を国連に持ち込み、それが1976年、環境改変技術の軍事的使用その他の敵対的使用の禁止に 関する条約」www.mofa.go.jp › mofaj › gaiko › treaty › pdfsに結実します(1978年発効)。

 しかしアメリカはこれを軽く無視。1980年代になると、次第に気象操作の話題はメディアから消えたのです。その代わりにでてきたのが、「持続可能な成長」(リオサミット、アジェンダ2020)、その克服すべき課題としての「(人為的)地球温暖化」。そしてその間、気象操作技術にはさらに磨きがかかり、現在の日常的なケムトレイルと、電磁波兵器の併用が続いているのです。

 ...人類にとって最大の危機は、「汚された空気」なのです(大気汚染による死者は数百万人規模 | WONDERFUL WORLD。私たちは日常的に、人工的に悪意をもって汚染された空気を吸わされています...2017年には年間900万人が大気汚染で死亡と報道されましたが、それに対していったいどの政府が反応したでしょうか? マスクをつけろと指示したでしょうか? 一方、感染しても90%が無症状のコロナに対しては、根拠もないのに会社も学校も閉鎖、人々の分離、そしてマスクの義務付け。両者の対応の「不均衡」は、そこに「作為」があることを示しているのです。2020.7.20

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環境活動家とイルミナティ

 昨日の記事の続き。

 スウェーデンの女子中学生が国連で行った「感動的」なスピーチ、日本のマスコミからはそこへアクセスできませんが、調べたところ、一番短いものがこれ↓(2分40秒)。

Teen activist Greta Thunberg delivers emotional speech at UN

2019924 https://www.youtube.com/watch?v=AY_S7n3jkkU

 上手に編集してあるので、これだけ見るとあまり違和感はないかも。「科学的にあまりにも明らかなのに(何もやっていない)」とは、CO2削減努力が足りないと言いたいのでしょう。

 でも、その元バージョン↓(国連、4分ほど)を見ると、彼女の「恐怖のメッセージ」が伝わってきます。

Greta Thunberg to world leaders: 'How dare you? You have stolen my dreams and my childhood'

2019924https://www.youtube.com/watch?v=TMrtLsQbaok

 「あなたたちが残した何十億トンのCO2の中で私たちは生きなければならない」…IPCCの数値を伝え、このままで行くと大量死が待っているなど、国連(グローバリスト)を代弁しています。

 とにかく、「よく教え込まれたな」というのが山本の感想。

 なお、ネット上にはこんな↓写真(本物かどうか不明)もありますが、片目を隠すのはイルミナティのメンバーの証拠とされていることから、彼女をグローバリストあるいはその「使い」とみなしている人は少なくなさそう。

また、昨日お伝えした「ワン基金(One Foudation)」とは、セレブを使ったキャンペーンを通じて各国の政治に影響を与え、その変革を狙った組織でした。その設立者BONOボノ - Wikipedia、ミュージシャン、事前活動家)はビル・ゲイツと密接につながっており、やはり「イルミナティ」とみなされていました(検索したら驚くほど多くのサイトがありました.

たとえば→Bono- The Ultimate Illuminati? - YouTube)。

 世界はこんなグローバリストたちによって支配されているのですね・・・

 で、私たちが知っておくべきなのは、この「グレタ騒動」も意図して演出されているということです。今、アメリカは深刻な財政危機に直面しており、ドルの凋落とアメリカ経済の凋落はもはや騙せないレベルに至っていますが、マスコミはそれを伝えないどころか、市民の目を、サウジアラビアの油田攻撃、イギリスのEU離脱問題、日米貿易協定、そしてこの環境活動家などに向けているのです。2019.9.26

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気候変動の闘士とグローバリスト

  昨年、「地球温暖化」の若い闘士として、突然、世界の舞台に登場したスウェーデンのグレタトゥンベリ。日本のマスコミも、ここに至って堰を切ったように派手な取り上げ方をしています。

国連演説のグレタさんに「病んでる」 米TV局が謝罪

2019/09/25 07:50朝日新聞社

   スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリさん(16)が23日にニューヨークの国連本部で行った演説は大きな反響を呼んだ。一方、米政治評論家が、グレタさんを侮辱するような発言をし、起用したテレビ局は謝罪に追い込まれた。この評論家はマイケル・ノウルズ氏。グレタさんの演説後、トランプ氏に近いテレビ局として知られる米FOXの番組にコメンテーターとして登場し、グレタさんについて、「精神的に病んでいる。両親や国際的な左翼に利用されている」などと述べた。番組に出ていた別のコメンテーターから「子どもを攻撃するな。恥を知れ」と言われると、「子どもを攻撃してるんじゃなくて、精神的に病んでいる子どもを利用している左翼を攻撃してるんだ」と弁明した。FOXはこの発言を受け、「ノウルズ氏のコメントは不見識なものでした」と謝罪。米メディアによると、今後は番組に出演させない方針という。

 でも、彼女の「病気」については、彼女本人が下の診断↓を受けたと語った、と日本語版Wikiにも記されています。

 2018年11月、アスペルガー症候群注意欠陥・多動性障害強迫性障害場面緘黙症と診断されたと述べた[9][10]

・・・なので、この一言で「出演停止」というのは、その他のマスコミ関係者、評論家の口を封じるための見せしめでしょう。

 また、「彼女を利用した」件に関しても、Wikiに記述があり、この評論家を責めるならWikiそのものも責めなきゃね。

 実際は、彼女は早くから「グローバリスト」との関係が取りざたされてきました。それはそうでしょう。でなければ、世界経済フォーラムなどに招かれるはずはないから。

2018年8月、ストックホルムのスウェーデン議会前で行動を行うグレタ・トゥーンベリ(日本語版Wikiから)

 山本は、「(人為的)地球温暖化(=後に「気候変動)」は、世界的な制度変革を目的にしたグローバリストの作戦(第3のエネルギー革命)と見ており、彼女が登場した頃から、この女の子はグローバリストのマウスピースだと見ていました。

 エネルギー革命は、世界の人々を貧困とエネルギー不足の状態に追い込んで反抗を抑えるのが目的。従って、世界的規模で反対の声や批判を抑え、大人しく従わせることが最重要となります。その計画は、各国が国際政治本部(UN)の言うままに、温暖化対策(風力やソーラーなど間欠的エネルギーのみで電力を賄う計画)を立て、実行するというところまではうまくゆきました。…しかし、現実には、風力・ソーラーによって電力料金は値上がりし、「電力難民(特に貧困世帯)」が生まれ、産業が衰退し(特に重工業)、環境が破壊されるなど、人類の生存環境は=目的通り=悪化し続けています。

 その間、世界中でそのような「(人為的)温暖化のウソ」と、「再エネのウソ」に気づく人が増え、再エネ先進国のドイツやデンマークでさえ、各地の風発反対で新たな風発を立てにくい状況が続いていました。その真っただ中に、スウェーデンの15歳の女子中学生が「気候変動のためのストライキ」を掲げて登場し、瞬く間にマスコミの寵児になったのだから、疑うのは当然です。香港の若い人権活動家だって、実はCIAやアメリカ議会に繰られていますが、そこには「若いヒーロー」なら一般市民の共感を得やすいとの計算があるのでしょう。そして、すぐに「彼女は世界で6000回のストライキを行った」ことがもてはやされ、「ノーベル賞をあげよう」という話になってゆくわけ。

 

 もちろん、彼女一人の力ではストライキの演出もメディアへの露出も不可能でしょう。ヒントは、彼女のコーチ役のドイツの環境運動家、ルイサ・マリー・ノイバイエルです。2人は各国で気候温暖化ストを行う一方、「ワン・ファウンデーション」という組織に所属していました。このことは、多くのオルタナティブ・メディアが伝えています。

↓はhttps://www.thelibertybeacon.com/george-soros-is-backing-climate-activist-greta-thunberg/から

 しかもその組織のメンバーとして名前があがっているのが、ワクチン問題でも悪名高いビル・ゲイツや、世界の政治をカネで買っているといわれるジョージ・ソロスらグローバリスト。このことを知ると、「子どもを利用するな」との言葉は事実としか言えないんですけどね(なお、↑のサイトの動画を見ると、彼女が他人とコミュニケーションが取れるのかどうかも疑わざるを得ません)。それからもひとつ。彼女を大きく扱えば扱うほど、米のイラン攻撃や、イエメンの惨状を隠すとことにつながります。2019.9.25

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水上メガソーラー火災、報告は?

  前記事をいくつか訂正しときます。まず「山倉ダム」は水道水源ではなく、工業用水専用ダムでした。水道水源でないからいい、というわけではありませんが。そして、前記事では「暴風の影響で」にとらわれて「摩擦熱」原因説をとりましたが、最大の要因は強風で吹き寄せられたパネルに、ソーラーの自動発電が引火、火災に至った可能性が大。ソーラー発電は火災などが起きてもすぐには停止できず、海外などでも大きな問題になっています。

 参考にしたのはここ→http://reserve111.com/archives/15708

「台風の強風に煽られたフロート式パネルが寸断。一カ所に吹き寄せられた事により、日が明けてパネルの自然発電により出火したものと思われます。消火方法など検討中だと思われます。ソーラー発電の怖さの一つが現実化!」

 

 なおこの湖の貸主は千葉県企業局(旧水道局)。

 そして、事業の受益者はTEPCO。ね?再エネは、まさに原発事業を補完しているのです。

ダムに浮かぶ5万枚の太陽光パネル、日本最大の水上メガソーラー完成

2018年03月26日 07時00分 [松本貴志,スマートジャパン]

京セラTCLソーラーは、千葉県市原市に建設していた日本最大の水上設置型太陽光発電所である「千葉・山倉水上メガソーラー発電所」の竣工式を開催した。発電出力約13.7MWの同発電所は同年3月5日より運転を開始している。

 270Wモジュール約5万枚をダム水面に浮かべる

 東京センチュリーと京セラの共同出資会社である京セラTCLソーラーは2018年3月20日、千葉県市原市に建設していた日本最大の水上設置型太陽光発電所である「千葉・山倉水上メガソーラー発電所」の竣工式を開催したと発表した。同年3月5日より運転を開始している。2015年12月に着工した同発電所は、千葉県水道局が管理する山倉ダム(工業用水専用ダム)の水面約18万m2に京セラ製モジュール5万904枚を設置しており、発電出力は約13.7MW(メガワット)。年間予想発電量は、一般家庭約4970世帯分の年間消費電力量に相当する約1617万kWh(キロワット時)となる見込み。事業期間は20年で、発電電力は全量を東京電力エナジーパートナーへ売電する。

 京セラTCLソーラーは2012年8月の設立以来、同発電所を含めて全国で61カ所、合計約184.7MWの太陽光発電所を開設し、水上設置型発電所は本発電所で7カ所目となる。同社は、日本国内に数多く存在するダムやため池の有効活用を図るとともに、再生可能エネルギーの普及・促進に努めるとしている。

千葉・山倉水上メガソーラー発電所の全景 出典:京セがわか

 

千葉・山倉水上メガソーラー発電所の概要(クリックで拡大)

 

 ところが、同社HPのトップサイトには「山倉ダムメガソーラー」の案内動画はあるのに、火災の報告はありません。

 映像がご覧いただけます。[7分55秒] https://www.tokyocentury.co.jp/jp/service/finance/solar.html 

 この現地見学用のビデオはなかなか面白いのですが、「水質汚染」に関しては、最後の数秒でちょっと説明しているだけ。それも「日光を遮るので、水質汚染を引き起こすもととなる水中の藻の繁殖を抑えられることが期待できます」と。ま〜、新技術は常に「期待」を持ち出して、科学的裏付けなどないことを隠しているんですけどね。

 なお、火災について言及していないのは、水上メガソーラーのデメリットなど存在しないことを示すための情報隠しであり、企業として非常に不誠実、悪質。問題が起きたらそのニュースを流すのは企業の社会的責任のひとつのはず。しかもこの企業、今後も水上メガソーラーを積極推進してゆくというのだから、市民の監視が必ようです。

 なお現地の方のツイッターには、黒煙を出し、音をたてて燃えるパネルの動画があるのでぜひ見て下さい。https://twitter.com/sj30daisuki/status/1170922776892301313?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1170922776892301313&ref_url=http%3A%2F%2Freserve111.com%2Farchives%2F15708 

2019.9.11 

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ダム湖のソーラー火災

 気象庁の「警告」通り、台風15号は風速57メートルという「記録」と、停電85万世帯(いまだに40万世帯が停電中)、送電線倒壊、樹木やゴルフ場フェンス倒壊などの「爪痕」を残して去りました。被害を受けた方にお見舞い申し上げます。

 さて、私がびっくりしたのは、この↓ニュースです。

水上の太陽光パネルで火災 強風の影響か 千葉 市原

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190909/k10012071521000.html

水上の太陽光パネルで火災 強風の影響か 千葉 市原 | NHKニュース 千葉県の市原市消防局によりますと、9日午後1時ごろ、市原市山倉にある「山倉ダム」の水面を活用した「水上メガソーラー」で、「太陽光パネルが燃え、黒い煙が出ている」と近くにいた人から通報がありました。現在、消火活動が行われていますが、消防によりますと、太陽光パネル50枚ほどが燃えているとみられるということです。これまでにけが人の情報いとるということです。の市原市消防局によりますと、9日午後1時ごろ、市原市山倉にある「山倉ダム」の水面を活用した「水上メガソーラー」で、「太陽光パネルが燃え、黒い煙が出ている」と近くにいた人から通報がありました。この「水上メガソーラー」は5万枚以上の太陽光パネルが使用され、面積はおよそ18ヘクタールと、水上ソーラーとしては国内で最大規模だということです。現場では太陽光パネルが重なったり、めくれあがったりしていたということです。消防は、台風による強風の影響で太陽光パネルが発熱し、燃えた可能性もあるとみて調べています。

 ソーラーパネルはもともと発熱体、本体もプラ主体の易燃物なので、強風による摩擦熱で火事がおきても不思議はありません。私が驚いたのは、なぜこのダム湖はパネルで覆いつくされているのかという点でした。

 これが下水処理場の沈砂池、沈殿池ならわかります。ソーラーパネルの住宅地への設置で市民の反発を招かないように、事業者は早い段階で公共用地、特に下水処理場など「水面」への設置を推進してきたからです。でも、水道水源となっているダム湖にソーラーを設置してはまずいでしょう。

 なぜなら、ダム湖の水はもともと汚濁しやすいからです。

 人工的なため池では「自然代謝」が行われないため、流れ込んだ落ち葉や枯れ枝などの有機物は次第に水底に蓄積し、やがて腐敗してヘドロとなり水質を悪化させるのです。多くのダムでは湖底がヘドロや、有機物を含む堆砂に覆われており、排出しようにもできない状況になっているのはよく知られた事実。また、水面に浮かぶごみが微小化した「懸濁物質」は、大気中のPM2.5と同じように、いつまでも水中を浮遊して水を濁らせ、濁水や泥水をもたらします。ダム湖ではまた、水が循環しないため、湖底と表面の温度差が大きくなり、アオコなどが繁茂して水を腐らせることも知られています。

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気象操作を当たり前と思わせる映画のこと

   夏好きの私ですが、今年は長引いた梅雨と、その後の高温(今日は38℃だった…)にややバテ気味。で、ブログアップが滞っていますが、しつこく「気候」ネタ。

   前記事を読んだ方から、「『天気の子』と、それを監修した気象庁の研究者のことを思い出しました」というメールをいただきました。「天気の子」、何?と思っていたら、車のラジオでこの映画が話題になっていました。ぜひ見たい映画、だそうです。で、Wikipediaと映画のトレイラーをチェックしたところ・・・

 う〜ん。「晴れ女」を題材にした、ファンタジーマンガですが、私には黒い雲が立ち込めているような感じをもちました。なぜなら、これは「日常的な気象操作を誰も不思議と思わせない」ための仕掛けとしか考えられないからです。

 で、この映画を監修したという荒木健太郎氏は「雲の科学者」だそう。日経ビジネスが何回にもわたって彼を特集しているほどだから、今の時代、有用な人物なのでしょう。

 根っから自然派というわけでもないし、1984年生れなら、彼が目にしてきた雲は「人工雲」がほとんどだったはず。論文の見出しには「ケムトレイル」という言葉はありませんが、最近の雲の事象について論文を書くならケム抜きでは不可能なはずですけどね・・・まあ、これは気象庁が正式にけむと認めていないからでしょう。

 それにしても、日本の学者はこれほど空を埋め尽くしているケムトレイルについて、いつまで気が付かないふりをしているつもりでしょう。海外では高名な学者が次々に「人工雲」「気象操作」を批判し、意見を発表しているんですけどね。

 気象操作は存在するし、現在進行中です。私たちをとりまく環境はさらに危険になっています。2019.8.4

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線状降水帯って?

   参院選の投票日を狙ったかのようにさまざまな参事が続いています。ゝ都アニメーションの放火事件、九州など各地で記録的大雨、そしてさるお笑いタレントの記者会見・・・

 ,魯泪ぅ鵐疋灰鵐肇蹇璽襪考えられるし、△呂發舛蹐鷽郵降雨。の記者会見は、これらの問題と選挙への関心をそらすため、この時期にぶつけたとしかいえません。その結果、この芸能ネタがもっとも高い視聴率を誇っており、今後何日も話題の中心になることでしょう。

 九州の大雨のニュースは、このメディア操作の中で、地域の話題としてすぐに忘れられることでしょうが、110m/hの雨って破壊的。こういうことが自然現象としてありえるのか?という、ごく基本的かつ物理的な疑問を感じます。

福岡県と佐賀県で110ミリ 記録的短時間大雨

2019/07/21 06:26 © Japan Weather Association 提供  

福岡県久留米市と佐賀県鳥栖市、みやき町付近では、21日午前550分までの1 時間に約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。

福岡、佐賀県境の筑後川付近で猛烈な雨

九州北部では線状降水帯が発生し、局地的に雨雲が発達しています。福岡と佐賀の県境付近を流れる筑後川流域の福岡県久留米市と佐賀県鳥栖市、みやき町付近では、21日午前550分までの1時間に約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒してください。土砂災害や浸水の危険のある場所にお住まいの方は、あらかじめ決めておいた避難場所まで移動することがかえって危険な場合もあります。そのような場合は、近隣のより安全な場所や2階以上の部屋など、少しでも安全な場所へ移動しましょう。

記録的短時間大雨情報とは数年に一度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析した時に、各地の気象台が発表します。 基準は地域ごとに異なります。その地域にとって「災害の発生につながるような、稀にしか観測しない雨量」であることをお知らせするため発表するものです。

 

 ・・・いかにも自然現象のような説明ですが、この降水量が自然現象として説明つくのかどうか。それに「線状降水帯」という言葉が気象情報に中に登場したのはここ数年の話で、その生成や動きは何もわかっていないとのこと。じくじくした黒い空が何日も続くのは極めて異常で、気象操作、人工降雨を疑うのは当然でしょう。私は45m/hの雨を経験したことがありますが、それでも心から恐怖心がわいたものです。地元の方々がどれほど心細い思いをしているか…何とか乗り切ってください。

 ところで、久しぶりにケムトレイルの情報を検索したら、「すでに自然の雲は少なくなっており、ケム雲がほとんどだ」とみなしている気象学者もいました。さらに、雲の分類の中にそれまでなかった「新しい雲」が登場していました。

 asperatus cloudと呼ばれるおどろおどろしい雲です。たとえば↓の写真。の生成も科学的に証明されていないことも、気象操作が日常的になっているからかもしれません。

asperatus clouds に対する画像結果

 とにかく気象から情報まですべて操作されている!その中で、事実を見分けるのは大変ですが、とりあえず大本営情報を疑う癖をつけましょう!2019.7.21

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スマートメーターのこと

 

 先日、TEPCOからからスマートメーター交換のお知らせが届きました。 日時を指定し、「留守でもかまいません」「停電はしません」と有無を言わせぬ通知。連休明けをまって、すぐ業者に連絡しました。「交換は希望しない」というと、すんなり了承しましたが、念のため「絶対、替えるな」「不在の時に交換したら不法侵入で訴える!」と伝えておきました。設置後、交換するより、事前にきちんと意思を伝えておく方が簡単なので、ぜひ参考にしてください。

 なぜスマートメーターを拒否するのか、って?

 本ブログの読者ならすでにわかっていることでしょうが、スマートメーターは何よりも「監視のツール」。電気の使用状況を分刻みで事業者に伝えるツールなんて、まさに電子スパイです。しかもそこには危険な電磁波が使われる。

 こういう器具を、まるで法的義務でもあるように一方的に交換するのは、企業として非常に無責任であり、社会的ルールに違反しています。企業は、使用者に対し、交換することでどういうメリット、デメリットがあるのか説明するのは当然の義務ですが、それさえせず、全国的にこそこそと交換を急いでいるのはこの事業に裏の目的があるからでしょう。

 また、スマートメーターがかなり強い電磁波を発生させ、電磁波過敏症の人々に大きな健康被害をもたらしていることはよく知られた事実。電磁波に注意していても、うっかりスマートメーターを入れたとたん、すべての電化製品を合わせたより強力な電波を発生させることになり、極めて危険です(電磁波は健康被害をもたらす。WHOも電磁波を「おそらく発がん性がある」に分類している)。これに5Gが取り入れられると、人類が安心して生活できる環境がさらに狭められてしまう。

 また、スマートメーターを入れると、電気料金が高くなるというリポートもたくさん出ています。

 

 この件で久しぶりに海外情報をチェックしたら、すごいことになっていました。日本では全く報道されていませんが、5Gへの危機感が非常に強く、反対運動は各国に広がっており、この5月15日には各国で国際アクションデーが行われる予定。…日本はどうですかね。

https://stopsmartmeters.org/2019/03/20/take-action-against-5g-and-the-toxic-wireless-industry-earth-day-monday-april-22nd-2019/ (International Action Day Opposing 5G, Smart Grid and the Toxic Wireless Industry- May 15th 2019)

Posted on by Josh Hart

 

 でも、コミュニティにスマートメータを敷設するのをやめさせようという「直接アクション」では、どんなに活動が穏やかでも(せいぜいデモや議論)、警察は片っ端から活動家を逮捕しています。・・・これまでして守らなければならないのは、スマートメーターがやはり監視体制の一環だからでしょう。2019.5.10

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風車の低周波被害「気のせいではない」−フィンランドの研究で明らかに

 翻訳が面倒で後回しにしていましたが、風車の低周波音に関し重大なリポートが出ています。フィンランドの環境医学協会(Finnish Association for Environmental Health)による研究報告書です。

以下はそのおおまかなポイント:

 風車の建設後、普通は数か月後に、周辺住民がさまざまな症状を訴え始めるのは、経験上、わかっていた。

 そこで、公衆衛生を担当するフィンランド健康福祉部(THL)はこの問題に取り組んできた。2016年に調査した時には、多くの症状が出るのは風車の近くで、10キロも離れればこれらの症状は激減すると思われていた。

 ところが、実際は、その距離では症状が減らないことが経験からわかってきた。測定値を見ても、今、建設されている風車から出る低周波パルスも、それくらいの距離で大きく低減することはないだろう。

 その他の風車のリスク要因には、可聴音(被害)と電磁場(被害)がある

  調査資料はSatakunta Northern Ostrobothniaから得た。予備実験のサンプルは統計的分析を行う際の必要条件に適合している。調査対象は約50家族、200名。面接は風車が建設される半年から一年半前に行われ、症状を訴えるメンバーがいるかどうか調べた。

 −事前調査では、単独の風車よりも影響が大きく、遠方に届くウィンドファームの影響の可能性を除外しないように、フィンランド全土の風車の位置を考慮に入れた。

 

夜間睡眠障害が低周波音の典型的症状

 研究は、研究対象の家族が、過去半年から一年のあいだに、健康状態の変化に気づいているかどうかを基本に質問した。時期に関しては、一番近い風車が稼働し、その影響が出たとおぼしき時期に応じて質問した。被面接者には、風車と健康状態との関係について事前に何も知らせなかった。

 −回答者の大多数は全般的な健康の変化について名前(病名)をあげることができなかったが、個別の症状を聞くと多くの答を出した。

 −最も多かった回答は、睡眠障害(夜間眠るべき時に眠れないなどの変化)、疲労、そしてさまざまな痛みだった。その原因が風車ではないかと考えている回答者はごく少数だった。

 

風車の近くでは有害反応、深刻な症状は三倍

 −回答は症状の深刻さの度合いに応じて分類され、統計的に分析した。有害なあるいは深刻な被害は風車の近(風車群から15キロ以内)くほど多く、約三倍にのぼった。

−分析によると、周辺住民の症状は、風車が建設されてからそれに付随して起きていることが強く示唆される。その症状のほとんどは典型的なストレス症候群だ。

住民のある者―特に、風車が目に入る位置に住んでいる人、あるいは事前に風車による被害を耳にしていた人―は、それらの症状が風車によるものと疑っているが、人びとに表れた症状はそれらの考え方とは無関係だった。−事前調査は、症状は考え方や思い込みによるものではないことを示している。

症状の現れ方は、風車から1520キロ以上離れて初めて、大きく軽減した。しかし、違う方向に風車があったり、影響のある地域に長く滞在していると、症状が出るリスクは増加した。

 

 低周波による有害影響を受けるとされている地域は狭すぎる

2017年後半、フィンランド各地で低周波測定が行われた。その結果、風車から出る低周波パルスが測定される典型的な距離は風車からおおむね1520キロであり、低周波はあらゆる環境でも到達することがわかった。以前に行われたアメリカの研究によると、低周波は、条件がよければ90キロ離れた地点にも到達する。もし、この事前調査のサンプルが典型だとするなら、風車による健康被害で約40万人のフィンランド人が苦しんでおり、そして、その症状を風車と結びつけて考えているのはわずか1万人しかいないことになる。この分野での研究データは少ないため、はっきりとした結論には注意が必要だ。

−しかしながら、本研究は、すべての先行研究において、被害が及ぶ範囲があまりにも狭く仮定されていることを明示している。

−とりわけ、よく引用されている、もう一つのアメリカの詳細な研究では、風車から半径11.7km内でデータが収集されており、そのため、健康への有害影響を探すことはできない。なぜなら、その距離では、風車の影響による症状はたいして変わらないからだ。

原文はフィン語↓。その英訳ということで訳しにくかったけれど、意図は伝わります。

 https://syte.fi/2019/01/10/pilottitutkimus-osoittaa-infraaaanihaitan-vahenevan-merkittavasti-vasta-yli-15-kilometrin-paassa-tuulivoimaloista/

つまり、

★「風車被害」「風車病」が気のせいなどではない

★低周波の被害は、これまで考えられていたより遠くまで達する

★従って、かなりの数の潜在的被害者が存在するが、ほとんどの住民は風車との因果関係に気づいていない

★一国の医学研究機関による先行研究を踏まえた上での論文

以上のことから、これは風発反対の戦いに大いに生かせる論文です。ブログでは画像が取り込めなかったので、また講演などがあればお示ししたいと思います。2019.2.21

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風発廃止の代償は原発だった(ポーランド)

すべての風発の解体と撤去を決定(ポーランド(01/13)の記事の続き。 

石炭火力を閉鎖して原発を導入

 実はポーランド政府が発表した「2040年までのエネルギー政策」の最大のポイントは、決して「(陸上)風発全廃」ではなく、「原発推進」でした!ヨーロッパ最大の石炭産出国でありながら、その炭鉱の多くを閉鎖して、「石炭火力の半分近くを原発に置き換える」予定なのです。…この件は1月15日までパブコメを受け付けていたようですが、風発反対グループも、産業界も「経済活性化に役立つ」などと歓迎していることから、実行に移されるののにそれほど時間はかからないでしょう。

 下は政府が予定している2030年と2040年のエネルギー構成図(赤―原発。黒ー石炭、緑(RES)−再生エネルギーシステム)

 

Image by Forum Energii (forum-energii.eu)

 ポーランドのエネルギー源は78%を石炭(褐炭と瀝青炭)が占めており、まだ原発はありません。しかし2009年にはすでに原発設置のための特定目的会社が設立され、そこが「(原発の)研究を行い、世界レベルのコンサル会社を選定し、予定地(バルト海沿岸かポーランド中央部)を決め」ているとのこと。つまり、ポーランドは、失速した世界の原発商戦の新たなターゲットとして浮上しているわけです。

 

凋落する原発計画

 しかし、原発はすでに凋落傾向にあります。日本人は、メディアと政治屋の強力なプロパガンダの下で生きているので、そんな認識はないかもしれませんが、世界の五大原発メーカーのうち、日本の「原発御三家」の動向を見れば、それは明らかです。

‥貅任魯▲瓮螢で7000億円の損失をだしたことをきっかけに、英の原発事業から撤退。

東芝、英国の原発建設事業から撤退へ - BBCニュース

https://www.bbc.com/japanese/46134220 2018/11/08 · 東芝は英国での原子力発電所新規建設事業から撤退し、子会社のニュージェネレーション(NuGen)を解散すると発表した。東芝はNuGenの売却を計画していたが、引受先が見つからなかった…
日立は出資企業が確保できず、英原発計画を中止
www.sankeibiz.jp/business/news/190111/bsb...産経新聞2019年01月11日日立製作所が英国での原発建設計画を中断する方針を固めたことが11日、分かった。近く取締役会で決定し、約3千億円の関連損失を平成31年3月期に計上する見通し…
三菱重工はトルコの原発計画を断念
www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201812/CK...2018/12/04 · 政府と三菱重工業が共同で進めてきたトルコへの原発輸出を断念する方向で検討に入ったことが四日わかった。関係筋が明らかにした。

 つまり、御三家全滅。他にもベトナムやリトアニアでも原発見直しが打ち出されるなど、これは世界的傾向です。どの国でも、「フクシマ」の惨状にショックを受けた市民が反対に立ち上がり、計画をつぶしたのですが、渦のただ中の日本の市民は牙を抜かれている・・・なお、トルコの案件では、共同出資者の伊藤忠が2018年4月に撤退の方針を固めており、原発分野での資金調達はますます難しくなることでしょう。

 

風発反対派=原発支持?

 そんな状況を考えると、世の潮流に逆行するポーランドの原発推進には、相当の裏があるはず。有名人とか自然保護団体を使って「原発はCo2を出さない」とか、「電力不足を救うのは原発だけ」みたいなウソ・キャンペーンが展開されていると思われます。ま〜、原発も再エネも政治。政治はウソとともに展開されますからね。↓のサイトなどはその代表です。

https://www.natlawreview.com/article/poland-s-new-energy-policy-until-2040-goes-nuclear

 このサイトによると、政府は2019年には原発関連の法律を整え、2020年には建設予定地を決定し、21年にはゼネコンと原発の技術を決め、24年には着工予定と、かなりアグレッシブな計画を立てているようです。また2027年までに核廃棄物の処分場予定地も決めるとあり、いろんな意味で世界の原発メーカーや核廃棄物処理業者をひきつけることでしょう。

 なお、日本の風発反対派はほぼ原発反対と言っていいと思いますが、海外の風発反対派はーすべてではないもののー公然と原発導入を求めているところも少なくありません。今回のポーランドの情報を発信したオーストラリアの風発反対グループも、いつも「原発が一番いい」と主張しているのに、今回は原発のことに触れておらず、非常に政治的。

 今回に限らず、エネルギー問題は、昔も今も非常に政治的で、何重にもウソが張り巡らされていると考えた方がいいでしょう。そのウソを見破り、事実を知るところから市民の反撃が始まるのですが。2019.1.16

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